12/12/2012

市東重明Pro S.Y.R レポ 「楽しむ!」には、、、

週末に開催された SURF YOGA retreat with 市東重明PRO

なんとハルバル名古屋から、コウタくん、コモくんが参加してくれました。

まずは、片貝にある市東Proのお店 Lazy Boy Skill に集合。 早速、ヨーガからスタート。内容はアーサナ、太陽礼拝、呼吸法、瞑想の練習です。


あっという間に75分のセッションは終了。


市東Pro のエキセントリックな Babe 達に興味津々の私たちは、ここぞとばかりに質問攻め。


ちゃんと細かい部分まで答えを頂き、すでに「なるほどー!そういうことか!!」と納得。 始まりから内容濃いめのスタートです。

 風は南西の激風なので、南西風の合う東浪見の GREEN ROOF SURF ASHRAM に移動。

海に入る前に、市東Pro の板チェックが入ります。


手に持って触ってしばらく見てから、どのような板かコモくんに言うと、まさにその通りのようで、沢山の板に乗って触れているプロならではのご指摘に、本当にさすがだなぁと思わされました。

ボトムのコンケーブや、レール、ロッカー、フィンの位置、僕には分からない何か、、、を見ただけで乗らずして、その板の特性が分かってしまう。経験無くしては知り得ない世界です。

そして、その板に乗る時、何をどう意識すれば、その板の特性を引き出せるのか、実践的なアドバイスが出てくるのです。 これは経験豊富なプロにしかできないわざですね。

そのアドバイスを胸に、まずは1R。 激風のオフショアで、板は風に抑えられて降りて行かないし、テイクオフは水しぶきで前は何も見えないし、水は冷えているし、、、というコンディションでしたが、皆さん楽しそうに市東Proとのセッションを満喫。

波はこんな感じでした。それでは市東Proのライディング流出画像です。 





お昼ご飯は、 GREEN ROOF SURF ASHRAM で食べながら、サーフトーク三昧。 コウタくん、コモくん、全日本に出るくらいレベルの高いサーファーで、だいぶハイレベルな質問もぶち込まれてきます。

さらに、2人がバリに行った時のビデオを見ながらのセッションが始まり、



それに丁寧に身振り手振り、経験談を交え答えていく市東Pro



その内容は、秘伝ということでここでは書けませんが、わたくしも耳をそばだて勉強させて頂きました。

このリトリートでは、ここぞとばかりに聞きたいことを聞いてください! 自分のライディングのビデオや写真や好きなビデオや雑誌を持ってきて遠慮なく納得いくまで聞いてください!

このリトリートの特徴は、その道のプロからの直伝にあります。

 一緒に海に入って、ご飯食べて、語りまくって、寝起きを共にして、ヨーガして、そのバイブスを身体で感じ取る。




これはいくら言葉で飾って説明しても伝え切れない部分なので、一度ぜひご体験ください。

市東Pro一緒にいると、サーフィンは楽しんでやるのが一番の上達のコツだ、というのが実感できます。

確かに短くて薄い競技用の板はかっこいいかもしれませんが、そんなのをショップに買わされて、乗りこなせずにつまらなくなってしまうなんて、勿体無さすぎます。

自分のレベルに合った板のチョイスは、非常に大切です。免許取立ての初心者をフェラーリに乗せても、ぶつけて終わりです、、、。 波乗りも同じで、楽しむどころか、板も凹むし自分もヘコむというサイクルに入ってしまいます。

市東Proは、厳しい競技の世界で揉まれた経験から、その人のレベルに合った板のチョイスの仕方をアドバイスしてくれます。



パフォーマンス先行に走り、ガツガツ攻めまくり、波に乗り終わったらドヤ顔でピークまで一直線に戻ってくるオラオラサーファーの方をたまに見かけますが、、、 波に乗り終わったら笑顔で戻ってきていただきたいものです。

この前も書きましたが、力を抜いて、リラックスすること。



そのためには、少し余裕を持つことが大切です。

車のハンドルも遊びが必要なように、呼吸法も息を吸い込みすぎるとすぐ苦しくなってしまいます。アーサナ(ポーズ)をとる時も、力任せに倒しすぎない、ひねりすぎない、開きすぎない。 力を抜いて少し手前で止めて自分の状態をしっかりと観察するのがヨーガです。



そこがただのストレッチとは違うところです。

だから身体の硬さは全く関係ないのです。いくら手が足先に届かなくても、しっかりと観察できていれば、そっちの方が全然いいのです。

ヨーガをやると、必要な力の入れ具合と無駄な力の抜き具合のコントロールが身につきます。

それは、肉体のコントロールはもちろんですが、精神的なメンタルの部分で非常に役立ちます。

いかに人が混んでいようが、大きい波だろうが、寒かろうが、どんなコンディションでも笑顔でやりたいものです。 身体も柔軟になりますが、心の緊張も取れて柔らかくなるのがヨーガを実践することによる功徳の一つです。

ぜひ一度体験してみて下さい!


興味のある方は SURF YOGA retreat をチェックです!!


参加していただいた、コウタくん、コモくん、講師の 市東Pro中滝アートヴィレッジの孝司さん、ビジュアル担当 KIBOKO氏、美味しい無農薬野菜を提供して頂いている熱田さん
、本当にありがとうございました。

また宜しくお願いします!!


Enjoy da RIDE n keep smiling!!






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12/06/2012

吉川共久Pro S.Y.R レポ その② 力を抜く

写真提供 KIBOKO

夜は、宿泊先の中滝アートビレッジに移動。

冷えた身体に暖かいお風呂、そして鍋。

SURF YOGA retreat は、食にもこだわっています。



食材は千葉・匝瑳の完全オーガニック、無農薬・無化学肥料の農家である「熱田農園」から取り寄せています。



放射能の検査報告と一緒に、熱田さんの手書きの手紙が入っています。それを読むと農業に対する熱田さんの情熱が伝わってきて、胸がジーンとしてしまいます。

サーフムービーを見ながら美味しい鍋を囲んでのサーフトーク。

今まで海外にサーフトリップに行った先での裏話や、死にそうになった時の話、パプアニューギニアの話、ヘェ〜そうなんだぁ!の連続でネタは尽きません。

食後は、撮影した映像を見ながら吉川Proから目から鱗のアドバイスの数々、、、。

コレがまた効きます。

流出画像その②



さすがプロならではのコメントにわたくし含め皆さんと、あっ!なるほどねー!の連続。

それぞれみんな自分の中に落ちる言葉があったと思うのですが、わたくし的には
「力を抜く」
 ということがとても印象に残りました。

吉川Proのライディング、レポ その①の流出画像 で見ていただいたと思いますが、あのリラックス感はどこからきているのか?という話しになったのです。

そこで吉川Proは、「力を抜く」ということを何回も言っていました。

「スピードが出ているときは実は力は抜けている。逆に力が入るとスピードが落ちてしまう」

なるほど!力で蹴り込むのではなくて、波に身を委ねてスピードを乗せて行くわけですね。

これは、まさしくヨガなのです。

ヨガは力を抜くことに非常に重点を置いています。

どの教室に行っても最後は必ず、ムリタアーサナ/死者のポーズ(シャバアーサナ/屍のポーズとも言います。)で十分に休みます。

 
死んだ者のように身体全体の力を抜いて行きます。肉体の存在が感じられないくらいまで。さらに意識も思考もすべて動かない状態まで持っていければ完成です。

が、そこまでいくには長年の練習が必要です。

やればやるほど力を抜くことの難しさが分かってくるのです。

ムーラバンダという行法がありますが、何をするかというと、肛門を締めるのです。

100万回やって、やっとスタート地点というくらい、わたくしなんかは初心者とも言えないくらいですが、やってみると分かると思いますが、キュッと締めるのはすぐできますが、一瞬で力を抜く、というのが難しいのです。

最初のうちは、どうしても一瞬で抜けずにジワジワと抜けていく感じになってしまうのです。

アーサナとっている間も同じです。無駄な力をどんどん抜いていく。

そうやって、身体で力を抜くことができるようになると、精神的な部分での緊張も抜くことができるようになっていくのです。

サーフィンする時、まさにこれが役に立ちます。

特に、週末の混んでいる時にイライラして力が入ってしまったり、大きな波の時に緊張してこわばってしまったり、、、。

そんな時に、「力を抜く」というコントロールができれば、ますます楽しく波乗りができる、というわけです。

、、、。

そんなこんなで夜は更け、翌朝は5時起床。

暗いうちからアーサナ、日の出とともに太陽礼拝、目覚めの呼吸法、鳥の鳴き声を聞きながら瞑想。




からの〜美味しい朝食をとり、朝一サーフィン、、、。

 何て贅沢なのでしょう、、、。

波乗りの後は、当たり前のことではありますが、


参加いただいた皆さん、吉川Pro中滝アートビレッジの孝司さん 、KIBOKO氏、本当にありがとうございました。

また海でお会いできるのを楽しみにしています。


合掌




P.S.

今週末、12月8〜9日は、SURF YOGA retreat with 市東重明Pro が開催されます。

まだ間に合いますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください!

お問い合わせはコチラから





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12/05/2012

吉川共久Pro S.Y.R レポ その① 教わるということ

先週末に開催された、SURF YOGA retreat with 吉川共久Pro

3名の Surfers が参加し開催されました。

GREEN ROOF SURF ASHRAM に集合し、まずはいつものように Yoga からスタート。

準備運動から始まり、ボトムターンに効くバランスのポーズや、関節系のポーズ、骨盤のゆがみを直すひねりのポーズ、太陽礼拝をやり、十分に身体をほぐします。

ただポーズをとるのではなくて、その間の自分の状態をしっかりと観察していきます。

そこがミソ。ただのストレッチとは違うところです。

まず左右差がこんなにもあることに気づいたことと思います。

呼吸法で呼吸と精神を整えて、瞑想ではイメージ力アップの練習。

皆さんの集中も深く、内容の濃いスタートになりました。

波のコンディションはというと、北北西の風が吹き、東浪見ではできないので一宮に移動。

寒太郎がひゅうひゅう吹く中、太陽が顔を出し皆さんのテンションは相当上がっています。

吉川Pro からやることの指示があり、それぞれウェットスーツに着替え、みんなのやる気も相当高まってきている様子です。


さすがサーフ・アーティストの KIBOKO氏は、ふと見るとワックスアートをしています。

このリトリートのロゴをデザインしてくれたのも彼です。

それについては コチラ

海に入る前に、ドルフィンスルーのプラクティカルなアドバイス!

たった一言で全く変わってしまいます。


知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。それは経験のある人からしか聞けないことです。

この SURF YOGA retreat を始めてから、「教わる」ということに対しての認識が改まりました。

わたくしごとになりますが、高校生の時にサーフィンを始めてから、ずっと自己流でやっていました。

地元に波乗りしてる友達はほとんどいなかったし、サーフショップというものに、どうしても入り込むことができない奥手な少年だったので、いつも同じくらいのレベルの友達と一緒に海に行っていました。

今思えば、その始めた頃の大切な時期に、上手な人からちゃんと教わっていれば、変な癖もつかず、上達ももっと早かったハズだと思うと、すこし悔いが残ります。

教わるということは、一緒に海に入って、ビデオ撮ってアドバイスもらって、、、というのはもちろん大切です。

が、それよりも一緒に同じ空間で共に生活して、同じ空気を吸って、色々な会話をして、一挙手一投足を間近で見て、その人の雰囲気やバイブスを直に身体で感じて受け取ること、それが一番大切なんだなぁ、と今回あらためて実感しました。

インドには、ウパニシャッドという、宇宙の根元や、人間の本質などについて、書かれた古代から伝わる奥義書があります。

そのウパニシャッドの語義は、「師の傍らに坐り、師から奥義を伝授される」というものです。

サーフィンに限らず、教わるということは、そういうことなんですね。

最初はまずはその道のプロの人から習って、たくさん盗んで、基礎をしっかり作ること、それが一番最短距離であって、その先に自分のオリジナルを創り出していくのです。

、、、。

っと、話しを戻しましょう、、、。

そして、波はということ、
こんな波でした。






吉川Proのライディング画像、流出しちゃいます、、、。

にしても、リラックスしていますね。 そのことについては、後ほど書くことにして、、

お昼は GREEN ROOF SURF ASHRAM に戻り、サーフトークで大盛り上がり。

吉川Pro の一言一言がヒントになるようなことばかりで、あっという間に夕方に。

雨と風が強くなり、2ラウンド目は今日はできないかなと思った瞬間、太陽が、、、。

冷たいウェットきるのが嫌な僕は、最後の言い訳がなくなり、、、


 みんなで吉川Pro のシングルフィン、ツインフィンを回しながら乗って、それぞれに楽しい、いい体験になりました。

色々なタイプの板に乗ると本当に勉強になることが、身に染みて分からされました。

全然乗れない、、、。



そして、夜はお楽しみのあんなことやこんなこと、、、。


to be continued....



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